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KIOXIA / キオクシア 

Uplifting the world with “memory”  
デバイスブランドから「『記憶』 で世界をおもしろくする」ブランドへ 

世界有数の半導体メーカーの東芝メモリ株式会社は、東芝グループからスピンアウトし、独自のブランドを立ち上げるにあたり、対外的にはグローバルで激しさを増す市場環境の中での競争力の強化、社内的にはブランド変更後の求心力の維持・強化など、さまざまな課題に直面していました。東芝で培ってきたブランド価値を引き継ぎながら、新しいブランドとしての在り方をどの様に描き、社員のエンゲージメントを高めていくかが、新しいブランド検討のスタート地点となりました。 

経営層、次世代リーダー層をはじめとする総勢70名以上からなるワークショップを開催し、社員の拠り所となる新たなブランドコンセプトを策定。これまでのNAND型フラッシュメモリや3次元フラッシュメモリなどのデバイス事業内容を中心とするブランド訴求から、 『「記憶」で世界をおもしろくする』 というミッションを掲げ、「記憶」の技術を用いて新たな価値を創出し、これまでにない体験や経験を生み出し、世界を変えていくブランドになるために、「記憶」と「AXIA」(ギリシャ語で「価値」)の造語による新社名「KIOXIA」を立ち上げました。 

そうしたブランドにふさわしい表現として、これまでの“スペック”を語るだけのコミュニケーションではなく、記憶を通じて人々に新たな“体験”を提供し、世界を変革していく新ブランドの目指す姿が直感的に伝わる大胆かつ創造的なブランド表現を策定、これまでのテクノロジー表現の常識を覆すような明るく鮮やかで人々の期待感をかきたてるカラーや、枠にとらわれないダイナミックで躍動感あるグラフィックを用いて、ブランドの姿勢や品質、未来の可能性を感じさせるアップリフティングなブランド表現でコミュニケーション展開を続けています。 

ワークショップなどを通じて社員の方々と新ブランドを共創し、新社名も社内公募とするなど、早期から社内を巻き込むことでエンゲージメントを向上しスムーズなローンチを実現。そして新ブランドの考え方とその斬新な視覚表現は、外部に対しても大きなインパクトを与え、さらに新たな体験を生み出すべく、事業のアクションにも繋がっています。