Fujifilm / 富士フイルム

多角化する事業をOne Fujifilmとして束ねるビジュアル・アイデンティティ

富⼠フイルムホールディングスは、1934年に写真フィルムの国産化を使命に創業し、90年の歴史を持つグローバル企業です。現在では、写真関連製品・サービスを提供するイメージング、医療に関わる事業を展開するヘルスケア、半導体材料などを扱うエレクトロニクス、複合機やオフィスソリューションを提供するビジネスイノベーションの領域で事業を幅広く展開し、2兆9000億円以上の売上⾼を有しています。多⾓化した事業を推進する富⼠フイルムブランドらしさを伝えるため、グループ共通のブランド表現指針を検討していました。

インターブランドは、富⼠フイルムホールディングスのコーポレートコミュニケーション部ブランドマネジメントグループと共同で、富⼠フイルムグループのブランド・パーソナリティを定義し、そこから会社のこれからの姿勢、精神、意欲を表現する新たなビジュアル・アイデンティティを開発しました。無限の可能性を秘める余⽩に包まれた、凛とした空間の中⼼に、写真をルーツに持つ富⼠フイルムグループの、写真を美しくレイアウトする哲学を感じさせるシステム、そして途切れることなく揺るぎなく⾛るグリーングラデーションのラインとの組み合わせによって、未来に進む富⼠フイルムグループの姿を表現しました。

新しいビジュアル・アイデンティティは、世界中の富⼠フイルムグループで運⽤され始めており、多⾓化した事業を展開する富⼠フイルムブランドらしさの表現に貢献しています。

アワード受賞 

• Red Dot Design Award 2024