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茶商 九郎兵衛/合資会社池畑銘茶本舖

日本の伝統文化をブランディングする

兵庫県丹波市柏原町にて、1695年より織田家に御殿医として薬効のある「茶」を扱っていたと伝承される池畑 九郎兵衛を祖に、現在も続く茶商 – 卸のビジネスモデル展開から、今後は自社ブランドを強化していくために「茶商  九郎兵衛」という事業ブランドを立ち上げ展開。より一層「茶商  九郎兵衛」のブランド力を高めるべく、ブランディングの導入を必要としていました。また事業ブランドの告知、認知度向上だけでなく、「茶を愉しむ」という日本の日常の儀式を通じて、柏原町の文化遺産や伝統産業を伝達する役目も担っているブランドであることも含めて開発を必要とされていました。

インターブランドジャパンは、「茶商  九郎兵衛」のブランド構築にあたり、300年以上も続く、池畑九郎兵衛の辿った軌跡や柏原町の歴史を紐解き、『時を点てる。〜過去・現在・未来の点をつなぎ続けること〜』をブランドの約束と定義しました。日本の日常であるお茶を味わう瞬間は、今も変わらず続く「時空を超えた精神のつながり」を体感できる儀式と捉え、日本古来の美とモダニズムの調和を軸としたコミュニケーションデザインを開発しました。

長い歴史や伝統を守り続けているこのブランドを象徴するものは、「過去・現在・未来」と脈々と受け継がれているもの(月、木々、水、石、生命など)。そして九兵衛の茶に触れる/味わう瞬間の飲み手の心模様をグラデーションで表現しました。

大阪・関西万博’25 – ひょうごパビリオン(SDG’s体験方地域プログラム)に参加、柏原藩主織田家の公邸、柏原藩陣屋にて、茶の湯の席を提供。また新宿御苑あのん(茶室 翔天亭)にてお茶を提供しています。

茶商 九郎兵衛ホームページ:https://kurouhyoue.jp