
Mitsubishi Heavy Industries Group
「世界を未来へ動かす企業」へと進化を遂げた三菱重工グループ
グループの企業群を束ね、ひとつのブランドとしてその名を世界へ伝えることで、ロケットや航空機をも製造する先端技術の企業グループであることをあまねく印象づけた。
三菱重工グループは、エネルギー・環境・船舶・交通・産業機器の他、ロケットや航空機を製造する、日本最大の重工業グループです。
グローバル市場でも“Mitsubishi”の名は広く知られていましたが、グループ傘下には“Mitsubishi”の名を冠さない企業もあり、それらを含めひとつのブランドとして認知を高めていくことが求められていました。さらには、同じ“Mitsubishi”を冠する自動車や電機のブランドとして誤認されることも多く、最先端技術を有した重工業のブランドであるという顧客認知を促す必要がありました。インタ―ブランドジャパンはこれらの課題を解決するため、グループとしての存在意義を炙り出し、「世界を未来へ動かす企業グループ」としてブランドを方向づけ、さらにはその世界観をどのように伝えるのか規定するためのガイドラインを策定しました。
傘下の企業に“Mitsubishi Heavy Industries Group”という同グループの事業領域を明確に伝える表記をエンドースすることで、巨大グループの一翼であることを知らしめるとともに、自動車や電機ではなく、重工業を主要事業としている企業グループであることを誰もが認識できるようになりました。また、コミュニケーションのトーン&マナーを、ダイナミックかつ現代的で洗練されたものにすることで、ロケットや航空機、風力発電はもちろん、とかく古い印象を持たれがちなタービンや製鉄の製造工程からも、ハイテックでクリーンな未来が感じられるよう、表現を一新しました。