
Medtronic
M&Aを経て、さらなるブランド強化を実現
Medtronicの長期的なミッションは、人々の痛みを緩和し、健康で長生きできることを実現することでした。ヘルスケアシステムのグローバルリーディングブランドとしてこのチャレンジに立ち向かっていくにあたり、Medtronicは、従来からある重要な技術を大切にしながらも、多くの人々がより良いケアが受けられるよう、スマートで、よりコスト効率の良い方法を創造する中心的役割を担っていかねばならないと考えていました。
Covidienとの合併によって、Medtronicはこのビジョンを実現するだけでなく、さらなるチャレンジを成し遂げることが必要でした。それは、世の中のMedtronicへの認識を変えるということでした。
新たに定義された事業戦略と設定されたリソースを基盤とし、Medtronicは進化し続ける世界のヘルスケアシステムのニーズに合致するよう体制を整備。その一方で実施されたステークホルダー調査によって、市場はMedtronicの医療機器を超えた将来性に対して限界を感じている、ということがわかりました。
このチャレンジに対して、私たちInterbrandは、ブランドとして対応するべき戦略と新たなブランド・アイデンティティー・システムを開発することにより、Medtronicがヘルスケア自体をよりよくするために進化していくことを明確にしました。私たちは、組織をどのように見せ、どのように語り、どのように振る舞うべきかを定義し、Medtronicが今日のヘルスケア業界が向き合っている課題の解決にどのように貢献しているのか、そして、ヘルスケア業界とともに、さらなるチャレンジをしていくということを世界に理解してもらう活動を遂行しました。
新ブランドは、社内の一連のイベントやグローバルのトレーニングを通じて、Medtronicの多様な85,000人以上の従業員のモチベーションを一気に高めました。この努力が、社員に一人ひとりが変化をドライブする重要な役割を担っていることを認識させ、全員がミッションである「痛みを緩和し、人々が健康で長生きできるようにする
ことを実現する、ということこそがMedtronicが意味すること、達成すべきゴールであり、その能力を兼ね備えているということを共有できたのです。
MedtronicのChairman兼CEOであるOmar Ishrakはこう述べています。「ヘルスケア業界内でのコラボレーションを実現できたことは、今後のヘルスケア業界のさらなる活性化や変革に向けた大きな一歩につながっていくと考えています。」
MedtronicのChairman兼CEOであるOmar Ishrakはこう述べています。「ヘルスケア業界内でのコラボレーションを実現できたことは、今後のヘルスケア業界のさらなる活性化や変革に向けた大きな一歩につながっていくと考えています。」