Mazda

走る歓びを極めた
プレミアムブランドへ

部門の垣根を越え全社一丸となりブランド価値経営による改革を推進するマツダ、
お客様との深い絆づくりで、世界が注目するプレミアムブランドへと成長。

ブランド価値経営による改革はビジネスオペレーションの現場から始まりました。流通に在庫をプッシュする、その結果苦労を重ねて開発した車が値引かれ、より多く売るために次の週にはさらに値引きをする、お客様も自分の車の価値がどんどん落ちていく。こうした状況から脱却するために、お客様に価値を共感してもらい、好きになってもらい、その結果選んでもらうブランドに変革する。 お客様とのつながりを一から見直す、全社的な挑戦と改革がスタートしたのです。

プロダクトにおいては、クルマの基礎を構成する要素を1から全て刷新した「SKYACTIV TECHNOLOGY」と、 「魂動デザイン」コンセプトの今にも飛び出さんとするフォルムによって大幅に商品力を高め、日本はもちろん世界のカーオブザイヤーでも高い評価を獲得しました。一方、顧客接点でのブランド表現はこの改革に早急に足並みを合わせる必要がありました。そして、あらゆるコミュニケーションやショールームの表現も、プロダクトを最大限に際立たせる器として新たなステージへと変えていったのです。

こうしたブランド表現のほか、マツダ独自のブランドマネジメント指標の有効性をインターブランドの「ブランド強度分析」の観点から検証し、ブランドマネジメントの精度向上を図る取り組みもなされました。こうした全社をあげてのブランド価値経営の導入により、海外市場への新モデル導入も好調で、業界でも“マツダの変革”は話題となっています。

Mazda

2012 年のBest Japan Brands ランキングでは29 位、ブランド価値は622 百万米ドルでしたが、2017 年には13 位2072 百万米ドルにまで成長しています。