We give our clients the confidence to make Iconic Moves

Matsumotokiyoshi

ネガティブな感情をブランドデザインの力で一変。

街でトイレットペーパーを買うと、持ち帰る時、ちょっと気恥ずかしくありませんか?

誰もが抱くそんなネガティブな感情をブランドデザインの力で一変させることに、毎日の生活に “驚きと感動” を提供するドラッグストア、マツモトキヨシとともにインターブランドは挑戦しました。

トイレットペーパーを買うとその帰り道、何となく気恥ずかしいものです。店によっては持ち帰る際に中身が見えないようにと、大きなレジ袋に入れてくれたりします。国内最大のドラックストアチェーンであるマツモトキヨシと共に、インターブランドはこの「きまりの悪さ」を、購入者が喜んで持ち運べるような、楽しくて周りの人々からも注目されるような、素敵なアイテムに変えることを決意しました。

私たちは東京の中心地にあるマツキヨの店舗の歩道のすぐ側で、大胆なデザインのマツキヨブランドの12ロール入りトイレットペーパーを展開しました。

従来の、シングルかダブルか、何メートル巻きか、という表示の代わりに、赤ちゃん、ラジカセ、野菜の入ったバック、鍛えられた腹筋といった、見ただけでどうやって持とうかとワクワクしてしまう写真をトイレットペーパーのパッケージに採用しました。こうしてトイレットペーパーは、買った人を心を踊らせるような、気持ちまでも明るくするアイテムへと大変身したのです。

トイレットペーパーは、次々と棚から捌け、6分もかからずに無くなりました。 買い物客の反応は極めてポジティブで、トイレットペーパーについて楽しそうに会話を弾ませていました。

2017年、マツキヨは新たにデザインされたトイレットペーパーを国内3,500店舗に展開する予定です。どんな買い物であっても、画期的なアイデアがあれば人々の認識を変えることができることを、私たちは示しました。例えそれが凝り固まったものであっても!

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