シンハ

シンハ

伝説のライオン
タイのビール市場に再び君臨

タイ王国を訪れたことのある人なら誰でも、伝説のライオンをモチーフにしたラベルのSINGHAビールを目にしたこ とがあるでしょう。SINGHAは、タイでアルコールおよび非アルコール飲料を展開するBoon Rawd社(ブーン・ロード社)のフラッグシップ・ブランドで、国内でビール市場No.1のシェアを誇るトップ・ブランドでした。しかし、90年代初頭にビール業界の規制緩和が進展し、新しく登場した新ジャンルのエコノミー・ブランドに首位の座を われました。

2004年、Boon Rawd社の依頼によりインターブランドは、ビール市場のシェアを奪回し、プロダクト・ポートフォリオのシナジーを高めるためのブランド戦略の立案とブランド・アイデンティティの開発に取り組みました。

私たちはまず、製品ブランドとコーポレート・ブランドそれぞれについて、ブランド・コミュニケーションの現状評価、定量・定性調査を実施し、ブランド戦略立案のためのブランドの認知、強み、既得価値などを探りました。

そうした現状調査分析のインサイトに基づき、インターブランドは、傘下の飲料ブランドのエンドーサーとして、フラッグシップ・ブランドであるSINGHAを冠したコーポレート・ブランドSINGHA CORPORATIONを新たに創設することを提案しました。 そして、フラッグシップのSINGHAをプレミアム・ブランドとし、それを支えるスタンダード・ブランドとしてLEOを位置づけ、健康志向・低カロリーの新カテゴリー・ビールSINGHA LIGHTを加えた3つのブランドで全体を構成するブランド体系を再構築しました。

立案したブランド戦略をもっとも効果的・効率的に具現化し、ブランドの魅力を高めるために、新しいコーポレート・ブランドと3つのプロダクト・ブランドのビジュアルおよびバーバル・アイデンティティ・システムの開発を行いました。SINGHAロゴとライオンは、既得価値を最大限に活かしつつ、より現代のテイストにマッチしたデザインへとリニューアルしました。そしてCGでSINGHAロゴとライオンに動きを与え、広告、イベント、オンラインなど様々な媒体で活用できるムービング・ロゴも同時に開発しました。その他、ブランド・メッセージの開発と体系化、パッケージ・デザイン、各種アプリケーションのデザイン開発を行いました。

国内外の市場において、ブランドが首尾一貫した力強い魅力を発信し続けていくため、ブランド・コンセプトとともに、これらのクリエイティブ・アイテムをすべてガイドライン化しました。タイ語および英語で開発されたこのガイドラインは、国内外のマーケティング・チームおよびパートナー企業の間で運用されています。

シンハ
シンハ