
JAPAN BRAND
新しい伝統の創造
日本に息づく地域の技を
JAPAN BRANDとして世界へ発信
日本の産業といえば近代的で国際的な大企業ばかりが目立ちますが、日本には世界に誇る伝統的技術を持ったたくさんの職人や、中小企業があります。
何世紀にもわたって培ってきた職人達の技、それは食品、家具、テーブルウェア、衣料、紙工芸、宝石などたくさんの分野におよびます。イタリアのアルチザンをはじめ、フランスやスイスの有名な職人達にも肩を並べる優れた技術です。これらの誇るべき日本の職人技が現代社会に対して足りないもの、それが“ブランド”でした。
中小企業庁は、国内の中小企業のブランディングを支援する「JAPANブランド育成支援事業」を実施しており、インターブランドは、この支援事業を進める日本商工会議所や全国商工会連合会からなる事務局と共同して、日本のすばらしき職人達の技を象徴し広く世間に示すことのできるブランド・アイデンティティを開発しました。
まず、JAPAN BRANDを構成するひとつひとつの日本各地域の活動の中から特徴的な共通の要素を分析し、ブランド・コンセプトを導きました。そして、JAPAN BRANDを端的に言い表したブランド・スローガンや、シンプルかつ存在感のあるブランド・シンボルを開発しました。さらに、ブランディングを効果的に進めるための双方向コミュニケーション・ツールとして、JAPAN BRANDウェブサイトを開設しました。