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大和ハウスグループ ブランド戦略

大きな未来へ エンドレスハート
共に創る。共に生きる。
人・街・暮らしの価値共創グループへ

日本有数の住宅メーカーであり、グループ全体では1兆円以上の売上規模を持つ大和ハウスグループ。その事業は住宅のみにとどまらず、商業建築、ホテル、ホームセンター等多岐にわたります。しかし、少子高齢化の進む日本において住宅市場は将来的に大きな伸びが見込みにくく、同グループは複合事業体としての成長に本格的に取り組む必要がありました。

そうした市場環境の中では、大和ハウスグループにとって、グループの独自性でもある幅広い事業をつなぎ、一人のお客様との関係を維持強化することが重要です。大和ハウスグループは、同社のポジションを「人・街・暮らしの価値共創グループ」と新しく定義し、進むべき方向を明確にしました。そして、この戦略を象徴するブランド・シンボル・マーク「エンドレスハート」を開発しました。

2005年4月5日、大和ハウスの創業50周年を機に「エンドレスハート」をすべてのグループ会社へと展開、さらに、TVCMと新聞広告とも連動させ、新しいグループの方針を社内外に伝えました。本プロジェクトにおいて、インターブランドは戦略立案から、VI(ビジュアル・アイデンティティ)、Web、空間デザイン、TVCMや新聞広告などのコミュニケーションまで、一貫して取り組みました。

これら一連の施策により、同社の好感度、就職意向度等の企業イメージが大幅に上昇し、社員のモチベーションも高まっています。導入直後は、株価が競合を上回る推移を見せるなど、本プロジェクトのインパクトが伺えます。