
大和ハウスグループ デジタル戦略
グループ・グローバルの
情報発信の拠点として。
デジタルで、ブランドを高める。
大和ハウスグループは、住宅、建設、商業建築、物流、医療、リゾート、そしてグローバルへと、社会に新しい価値を提案し、創造し続けている複合事業体企業です。近年、ベンチャー企業への出資や企業買収を加速させ、この10年で傘下の企業数は100社以上、社員数5万人以上となり、ハウスメーカーの枠をはるかに超えた事業を展開しています。このような状況の中、拡大したグループの求心力を高め、目指す姿「人・街・暮らしの価値共創グループ」を伝えていくために、グループ情報の発信拠点となるデジタルプラットフォームの整備が急速に求められていました。

インターブランドは、デジタル上でのブランド表現の方針をデジタルスタイルガイドラインとして提供し、グループ各社が効果的にブランド訴求をするための支援を行いました。これまで、独自に作られていた各社のサイトをブランドロゴの表示の仕方から、トーンなどデザインの基本指針、ナビゲーション、品質・セキュリティにおける基本的な考え方まで、各社がブランドを考える上で注力すべきポイントを整理。サイト構築する上で重要なブランドの観点から各社の品質、技術をサポートし、効率的なサイト運用につなげました。

グループ情報の発信拠点となる大和ハウスグループサイトでは、デジタル世代に向けて、グループウェブサイトのあり方、コンテンツの見せ方を再検討。投資家、就活生、グループ各社の社員をターゲットに、テキストだけでは伝わりにくいビジョンや創業の精神を、“暮らし”をテーマに一連のストーリーにして展開。大和ハウスグループの事業が人々の暮らしの様々な場所にあることをダイナミックなビジュアル表現や直感的に伝わる映像を用いて伝えました。

創業60周年には、グループ各社の社員が登場し、自らの社会への「約束」を宣言する“I Have Heart.”キャンペーンを行い、その特集を大和ハウスグループサイトで展開。グループの各事業所にあるブランドシンボル「エンドレスハート」と共に、社員のそれぞれの想いを伝え、一人ひとりのハートが一丸となって「目指す姿」へ向かうことを発信しました。FacebookをはじめとするSNSでの反響も高く、グループの一体感を高めることができました。
グループを上げてデジタルを推進する取り組みによって、ウェブサイトの品質が高まり、グループのインパクトを強く打ち出すことができました。また、投資家、就活生に対して、大和ハウスグループの事業についてよりいっそう理解を深めることにつながっています。