
バイエル
悩みの種にしっかり効く
徹底した調査と大胆な取り組みで
Aspirinの傷を癒す
世界中でプライベート・ブランドの鎮痛剤が出回るようになったことは、BayerのAspirinブランドにとって悩みの種となりました。
減少を続けるマーケット・シェアを回復するため、Aspirinブランドを見直し、消費者や薬剤師、医師に向けてさらにアピールしていくことが必要になってきました。
しかし、Aspirinは鎮痛剤の代名詞と言えるほど、消費者に浸透した価値のあるブランドです。そのためブランドの見直しは、これまで積み重ねてきたAspirinのブランディング活動に逆行する取り組みとも言えました。
新たに分類した詳細なセグメントと、4つの地域で実施した消費者調査の結果を踏まえ、インターブランドは、具体的なターゲットとすべき消費者層を絞り込み、それぞれに最適なAspirinブランドを個々に開発する必要があると考えました。また、これまで培ってきた伝統を尊重し、その価値を高めることによって、競争面で優位に立てるようなブランド戦略を実施することも重要でした。
現在、私たちがつくり出した革新的なイメージとアイデンティティ・エレメントを配した斬新なシステム・デザインが世界中で展開されています。
徹底した調査、優れたパッケージ、医薬品としての確かな実績により、Aspirinブランドの“傷”は癒されたのです。