
AT&T
培った価値の可能性を拓く
米国最大の通信会社と
お客様をつないだブランディング
SBC が AT&Tと合併し米国最大の通信事業者となった際、インターブランドは、この新しい事業体のブランド・ポジションを、消費者側に立った身近なブランドとして打ち出したいという依頼を受けました。
広範囲におよぶリサーチの結果、AT&Tは誠実さと優れた業績を連想させる、世界的に知られた象徴的なブランドであることがわかりました。
米国内での認知率は98%ありました。これらを受けインターブランドでは、SBCの名前を継承したり、まったく新しいブランドを立ち上げるのではなく、AT&Tがすでに保有する価値を継承する戦略をとることにしました。
新しい時代の到来をフレッシュに伝えるために、ソウル・バス(Saul Bass)によってデザインされた既存のロゴ を新しい考えに基づき進化させ、視覚的に新しいブランド・ポジションを表現しました。さらに、ビジネスにおけ るすべてのコミュニケーションを、一貫性がありながらも柔軟な方法で結びつけることができる、包括的なグラフィック・アイデンティティを構築しました。
新ブランドのローンチ時に行ったキャンペーンの成功と合わせ、ビジネスは快調なスタートを切りました。AT&T は価値あるテレコミュニケーション・サービスを再定義し、それを提供することで、新規顧客の獲得を進めています。 インターブランドではその後も引き続き、AT&Tが通信事業の分野において常にリーダーであるために、ブランド 評価、ブランド体系、ネーミング、オンライン・ブランド・マネジメントの領域でサポートしています。