
アデコ
人と仕事を見つめ可能性を切り拓く
明確なブランドビジョンと一貫した
世界観を打ち出しブランド再浸透を促進する
Adecco Japanは、60 を超える国と地域で事業展開する総合人財サービスの グローバルリーダー、Adecco Groupの日本法人として1985年に設立されました。
この数十年の間に日本の経済情勢は大きく様変わりし、企業の組織課題の複雑化、グローバル人財の育成、働くことに対する意識の多様化など、日本の人財サービス市場も過渡期を迎えています。
これまでのAdeccoの日本におけるビジネスは、人財派遣を柱としたものでしたが、人財派遣=女性向けというイメージが固定化し、新たな成長機会を阻む要因になりつつありました。Adeccoは、こうした限定的なイメージから脱却し、単なる「人」や「仕事」の紹介に留まらない、トータルソリューションを提供するグローバルブランドとして、日本国内に再浸透させることを目標に掲げ、プロジェクトをスタートさせました。
本プロジェクトでは、まず、日本におけるAdeccoのブランドビジョンを明確化し、 コーポレートメッセージ「求める明日が動き出す」を開発。さらに、異なるニーズを持つターゲットに効果的な訴求を行うためのメッセージシステムを構築しました。また、グローバルで運用しているブランドガイドラインを深化させた日本市場向けのコミュニケーションガイドラインを策定し、会社案内やWebサイトのリニューアルにも取り組みました。
ブランドの世界観を具現化し、効果的なコミュニケーションを行うための指針が明確になったことで、社外への情報発信力の向上と、ブランドへの社内理解やビジョンの共有化が進み、ハイブリッド型の人財サービス強化に向けて邁進するAdeccoの事業活動の推進力にもなっています。