貴社の経営において、ブランドはどのように位置づけられていますか。またそのために、活動の責任者や、必要な部署(事業部門、等)の巻き込み、リソース配分をどのように行っていらっしゃいますか?
ブランドは顧客と企業をつなぐ唯一の“絆”であり、顧客と企業が一緒になって作り上げるものと考えています。当社の“想い”をベースに、顧客の「期待」や「不満」に対し、どうしたら満足していただけるかを常に考え、応え続けることによって、顧客と企業の間にブランドという“絆”生まれると考えています。当社の“想い”とは、コーポレート・ビジョンに掲げている「NOLA & DOLA」(Necessity of Life with Activities & Dreams of Life with Activities)に込めた、赤ちゃんからお年寄りまで、全ての生活者がさまざまな負担から解放されるよう、心と体をやさしくサポートする商品やサービスを提供し、一人ひとりの夢を叶えたいという志です。
また、ブランド活動の責任はブランドマネージャーが担い、さらに上位の職責としては「ウェルネスケア」や「フェミニンケア」といったカテゴリー単位で事業本部長が統括しています。なお、資源配分については、「市場の魅力度」と「当社の強みが活かせるか否か」の掛け算で検討し、当社が貢献ができる市場を見極め、選択と集中を意識して行っています。