貴社における経営において、ブランドとはどのような位置づけでしょうか?
FujitsuはこれまでBtoBに注力してきました。また、強い顧客基盤によって、これまでマーケティングやブランディングを重視しなくてもビジネスは展開できていました。そのような中で時田社長が着任して、Fujitsuの存在意義を明確にすることを重要視し、新たにパーパスを設定しました。そこには「企業のお客様のリクエストに応えるだけではなく、その先にある社会に向け、存在意義として明確な方向性を示す」という想いが込められています。
これによってブランディングの意味合いが変わったと感じています。自分たちのありたい姿が、パーパスによって変わったからです。Fujitsuのパーパスは「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」ですが、その具現化と事業を繋ぐツールとして、ブランドを活用しています。パーパスの実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」は、その象徴です。