貴社における経営において、ブランドとはどのような位置づけでしょうか?
ブランドとは、我々が創り上げる価値そのもの。コミュニケーションやロゴだけではなく、商品、店舗、接客、サービス、そこで働く人たち、それらを支えるオペレーション部門など、すべてがブランドの構築に関わっていると捉えています。2019年にスタートした中期経営計画「PROJECT KINDNESS」の基本テーマは「次のカインズを創る」。事業戦略の1丁目1番地にブランドが据えられています。
そして今回、ブランドコンセプトとして「“くらし”をDIYする」を掲げました。一人一人のくらし、家族のくらし、地域のくらし、今のくらし、未来のくらし、そのすべてをDIYする、と明文化したことで、自分たちがどんな価値を提供できるかを考え、行動を生み出すことにつながっています。