これからの経営において、ブランドをどのような存在として位置付けていますか?
ヤマハは2019年に発表した中期経営計画を、私たちのブランドプロミスを冠した「Make Waves1.0」と名付けました。それが象徴するとおり、「ブランドの持続的成長」は経営の核であり、これからも「ブランドで企業価値を上げること」に注力していきます。
ブランドは、社内、社外への活動の指針です。コロナ禍で対外的な活動が制約を受ける今は、社内のエンゲージメントを高める機会と捉え、インターナルの取り組みを強化しています。重要なのは、自分たちにどんな貢献ができるのか、社員一人ひとりが自発的に考え、行動できること。社員がブランドの担い手として創造性を発揮できる環境を整え、社員を原動力にして、社会との繋がりを強化していこうと考えています。