これからの経営において、ブランドをどのような存在として位置付けていますか?
激動の時代ともいえる昨今において、企業アイデンティティを社内、社外において明確化することが今後ますます重要になってくると考えています。創立以来、住まいと暮らしを考え続けてきた積水ハウスは、現代社会での存在意義を社員それぞれが自ら考え、理解したうえで行動できるような指針が重要であると考えています。
もう一つは、ステークホルダーがブランドに対して誇りを持てるか、いかにロイヤリティを高めることができるかも重要なファクターです。当社は「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」という中期ビジョンを掲げています。当社が提供する住空間を通じて、お客様や社会に幸せを届けたい、そしてそこで働く社員にとっても幸せな会社にしていくため、ビジョンに磨きをかけてゆきたいと考えています。