これからの経営において、ブランドをどのような存在として位置付けていますか?
弊社は1967年に札幌で家具店としてスタートし、1972年にアメリカ視察に行った創業者が、生活環境の豊かさに驚き、「日本人の暮らしをアメリカ並みに豊かにしたい」というロマン=“志”が生まれました。日本だけでなく「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というミッションステートメントは、全社員に深く根付いています。
豊かな生活は、一点豪華主義からは生まれません。必要な機能と品質が手頃な価格で得られ、デザインにも統一感があって、トータルにコーディネートしやすいものでなければなりません。その実現のために、販売だけではなく、製造、物流、ITの機能すべてを一貫して自社で行っています。
ブランドという言葉は使っていませんが、お客様に「お、ねだん以上。」だね、と共感していただけるサービスや商品こそが「ブランド」であると思っています。