これからの経営において、ブランドをどのような存在として位置付けていますか?
経営において、ブランドは非常に重要なものと位置づけられています。ここ数年は、ブランドのベクトルを合わせるために、NECがどのようなブランドであるべきかという議論を行い、去年からは特に “変革を生み出す”というイメージ確立に注力してきました。特に、具体性を向上させ、社員やお客様に対して、エビデンスと共にWHYをしっかりと伝えていく必要性があると考えています。COVID-19下においても「社会を止めない」ために迅速に自治体をサポートし、「ビジネスを止めない」ためにお客様のリモートワーク立ち上げを支援し、自社においては商談機会や展示会をいち早くデジタルに切り替える等、メッセージと実際の企業活動の一致が伝わることで、NECが“変革を生み出す”企業として認識され始めるなど、態度変容の兆しも見えつつあります。