MUJI株式会社 良品計画 | インターブランドジャパン

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MUJI

株式会社 良品計画

Best Japan Brands 2021
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。各社のブランドリーダーが4つの質問に答えるインタビューシリーズ。

これからの経営において、ブランドをどのような存在として位置付けていますか?

無印良品という名が体を表す通り、ロゴタイプや記号をフィジカルに配置せずに製品やサービスを形容していくことを軸としています。経営陣だけではなく、無印良品に所属する社員、お取引先様においてもこの軸足はぶれることなく、これまでもこれからも「無印良品」であり続けることといえます。無印良品の製品やサービスそのものが主張することなく、あくまで生活者のお役に立てる存在であり続けること。いわば気が付けば無印良品が生活の中に溶け込んでいたかのような水のような存在であり続ける。そのためには日々生活者の視点で物事を考えることが必要であり、無印良品が経営の方針そのものとも言えます。

これからの時代を考えたときに、ブランド成長を目指すうえで、これまでと比較して変えなければならない視点、変えない視点についてお知らせください。

「サステナブル」「地球環境保全」という言葉が時代時代にそれぞれの言葉で表現されていますが、私たちは商売を通して40年前から変わらずそれらを遂行し続けていることにより、これからの時代にも共感を得ることができると信じています。無印良品としてこの時代に役に立てることはなにか?を日々の商売の中で実践し続けていくことは、これからも変わることはありません。一方、これまでは自分たちの主張を控えてきましたが、これからの時代には、正直に誠実に自信をもってお伝えしていくことが必要かもしれないと考えております。

今後、ブランド価値をさらに高めていくためには、どのようなことが大切だとお考えでしょうか?

店舗(実店舗、オンライン)を通して製品やサービスを提供する小売業ですが、お店に来てもらう事以外に、こちらから地域に出向く形で、より多くの方々に身近に無印良品の日用品を使っていただくことや、従業員が地域に巻き込まれながらお役に立てるような活動を積極的に行うことで、共感をしていただくことです。無印良品の店舗が地域のコミュニティセンターのような存在になり、地域ならではのお困りごとに耳を傾け、地域の役にたてることを目指しております。

今後、ブランド成長を目指し、具体的に予定されているアクションがありますか?

無印良品の製品は、「素材の選択」「工程の点検」「包材の見直し」を続け、都市部で受け入れられるだけではなく、日用品として日本全国、世界においても受け入れられるように、価格の改定をしつづけております。地方スーパーの近隣への積極出店のほか、山間部への移動販売などがその行動の一つです。これからも公園や駅などの社会公共インフラへのハード面での貢献だけではなく、ソフト面では「つながる市」と称し各店の店頭でそれぞれの地域の生産者が農産品を販売するイベントの開催など、店舗が主体となったコミュニケーションにも着目、実践しています。

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