Coronavirus: Brand Moves for Vol.28 | インターブランドジャパン

Coronavirus: Brand Moves for Vol.28

2020.4.29
Interbrand Group
Chief Innovation Officer Chris Nurko 

新型コロナウイルスの大流行により、多くの銀行員が市内中心部の狭いオフィスに通うという状況が永遠に変わるだろうBarclays銀行の最高経営責任者であるJes Staleyは述べています。同銀行は、他の企業が世界的に行っているように大多数のスタッフを自宅もしくはリモートでの勤務に切り替えている為、今年1月以前の勤務習慣へ完全に戻ることはないでしょう。配置戦略についての考え方には長期的な調整が必要です。一つの建物7,000人を配置するという考えは過去のものとなりつつあります。Staleyは述べました。同氏によると、投資銀行を含むBarclaysの従業員は、支店や他の場所から勤務することができます。Barclaysの計画では、シンガポールや東京などアジア地域のハブとなる支店を再開する前に、まず香港のオフィスを再開し、その後、ヨーロッパの支店を再開するとしています。

100万以上の企業のオンラインストアを強化していることで最もよく知られているShopifyは、4月29日、消費者向けのショッピングアプリShopをリリースしました。このアプリは実際には、Shopifyの販売者や小売業者が発送した商品を追跡するArriveというアプリケーションをアップデートかつリブランドしたものですが、既に1,600もの消費者が利用していると、同社は述べています。Shopには、Arriveと同様の追跡機能が含まれていますが、消費者は自分へのおすすめ商品のフィードを閲覧したり、それぞれのブランドについて調べたり、Shop Payのワンクリック支払い機能を利用して商品を購入することもできます。現在の新型コロナウイルスの流行と、それに伴う経済危機を受けてShopify産業を守るために何ができるかということを進めてきました。その答えの一つとして、消費者が配達や店頭販売を行っている地元の販売者のページを確認しそれらの加盟店をサポートするために商品を購入することができる機能を付けました。 

Portal From Facebookは、母の日が近づくにつれて、コロナ渦でも母親たち日頃の感謝を伝えられるビデオ通話デバイスに関する新しい広告キャンペーンを開始しました。Facebookによると、このキャンペーンは新しいテレビスポットや、Facebook内外のデジタルコンテンツを利用し、新型コロナウイルスとの戦いと家庭の両方から彼らの物語を共有してくれる幅広い母親たちとのパートナーシップが含まれていると述べました。 

ソーシャルメディアプラットフォームのTikTokは、クリエイターが、TikTokアプリ内で慈善団体へ直接寄付することのできる資金を集めるためビデオやライブストリーム配信ができるインタラクティブな新機能Donation Stickersの提供を開始したことを発表しました。。対象となる慈善団体はCDC FoundationJames Beard FoundationMeals on WheelsMusiCaredNational PTANational Restaurant Association Educational FoundationNo Kid Hungry、そしてThe Actors Fund等です。ユーザーがDonation Stickersをタップすると、TikTokアプリを起動したままの状態でポップアップウインドウが立ち上がり、慈善団体への寄付を行うことができます。この取り組みによる寄付は寄付取引の支払い処理を専門とする慈善基金調達プラットフォームTiltifyを利用しています。Tiltifyはライブストリーミング配信に寄付を行うことができる機能を持っており、以前はTwitchのプラットフォームを使って様々な取り組みを行っていました。 

仮想通貨業界では、BitMEXBinanceStellar Foundationといった企業が新型コロナウイルス救済基金に多額の寄付を行なっています。125日に、仮想通貨業界トップ企業BianceCEOであるChangPeng Zhaoは、新型コロナウイルスの被害者である中国武漢市へ150万ドル(1,000万元)を寄付することを約束したとTwitterで発表しました。   Binance for Wuhanと名付けられたこの取り組みは、同社の非営利ブロックチェーンを利用した寄付部門であるBinance Charityを通して、20,000検査キット、366,000組の手袋、5,280本の手指消毒剤、および388の酸素濃縮装置などの物資を提供しましたBiance Charityはさらに、新型コロナウイルス対策を世界的に行うための新しい資金調達プロジェクトを発表しました。同社は500万ドル相当の仮想通貨を集め、新型コロナウイルスで大きな影響を受けた国々に向けた医薬品の購入に充てる予定です。Biance CharityのトップであるHelen Haiは、人生で最も重要な要素は他人に思いやりを示し、国籍に関係なくできる限りの手助けを行うことです。と述べました。 
Stellar Development Foundation、同社傘下のLumentrhopyが運営するXLM-donation-matchingプログラムXLMとはStellarが独自で使用する仮想通貨を開始すると発表しました。これは、慈善団体へStellar LumensStellar独自の仮想通貨)を寄付する募金活動です。SDF(Stellar Development Foundation)が寄付のマッチングを計画している非営利団体の一つはTor Projectです。報告書によると、SDF合計79,300ドル−XLM通貨で約190万相当−を寄付したとのことです。また、SDFUnicef  France、小規模農家への支援を通じて、飢餓と闘う組織Heifer International、そして技術開発を通じ、ヘルスケア業界に対して合理的な財政支援を行う非営利団体Watsiにも寄付を行いました。仮想通貨による寄付を受け入れる非営利慈善団体を支援する企業であるThe Giving Blockは、#cryptoCOVID19アライアンスを開始すると発表しました。この取り組みは、新型コロナウイルスに対して戦う仮想通貨コミュニティをまとめることを目的としています。このキャンペーンの提携先の一つであるGitcoinは、まず始めに仮想通貨プラットフォームのDaiで取り扱われるEther(ETH)10万ドル相当を寄付しました。また、The Giving BlokBrabeGeminiAxiom Financeのような企業とも提携し、50万ドル相当の仮想通貨による募金を集めました。Ripple Labs20万ドルの寄付を発表しました。うち10万ドルはTipping Point Communityというサンフランシスコに拠点を置く非営利団体へ寄付し、その後、米国新型コロナウイス被害者に対する寄付は合計110万ドルとなりました。Ripple Labによる寄付は、Silicon Valley Community Foundationに対しても行われる予定で、シリコンバレーにおける新型コロナウイルス支援に使用されることになっています。Arthur Hayesの支援で金融派生商品取引を行うBitMEXは、新型コロナウイルス支援として合計250万ドルを寄付すると発表しました。同社の発表によると、BitMEXはこの支援基金をパンデミックの最前線で戦う4つの組織に分配すると述べています。この4つの組織とは、Nuclear Threat Initiativeと呼ばれるバイオセキュリティプログラム、Gates Philanthoropy PartnersOur World in Date、そしてOpenMindedのことです。コンピューターネットワークのGolemもまた、Folding@Homesプロジェクトを立ち上げて新型コロナウイルスと戦う仮想通貨企業の一つです。Golemと、ブロックチェーンプラットフォームのTezosは、数百ものTezosコイン(XTZ)を確保し、4月末にF@Hプログラム最大のドナーへ寄付されることになっています。EtherのマイナーであるCoreWeaveも、F@Hプログラムに参加している主要な企業で、訳6,000GPU計算能力を寄付しました。Nvdiaもまた、未使用のGPUコンピューターリソースを寄付するようにゲーマーへ呼びかけながらプロジェクトに貢献しています。 
ブロックチェーン・カンパニーBitfuryは、331、アムステルダムを拠点とした同社のGPUコンピューターノードをFolding@Homeに提供し、新型コロナウイルスの研究組織を支援しています。ブロックチェーン・カンパニーのReal Itemsは、ブロックチェーン会社のReal Itemsは、シアトルと中国のマイクロファイバーメーカーTricol Groupの工場と協力して、ブロックチェーン技術を使用したKN95マスク生産の信頼性を追跡すると発表しました。米国食品医薬局は最近、医療従事者に対してKN95マスクの使用を認めたばかりです。KN95マスクは品薄になっているため、米国ではなく中国の基準に則って生産されています。 

 

Translated and edited from “Coronavirus: Brand Moves for Wednesday April 29” in Brandchannel,   
Authored by Chris Nurko  

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