Coronavirus: Brand Moves for Vol.21 | インターブランドジャパン

Coronavirus: Brand Moves for Vol.21

2020.4.20
Interbrand Group
Chief Innovation Officer Chris Nurko

SAPは、Virtual Take You Child to Work Day (バーチャル版子供を職場に連れて行こう)を開催します。スポーツ界のスター、スーパーモデル、ミュージシャンやSNSのインフルエンサーなどをホストとして起用し、この伝統あるイベントを親子一緒に自宅で楽しめる機会を作りました。このイベントは、4月23日(木)の正午(EDT:東部標準時)にYouTubeで開催されます(youtube.com/sap)。イベントを通して、SAPは慈善団体のNo Kid Hungryへの支援も行います。No Kid Hungryは支援が必要な子供たちのために、特にこのパンデミックが蔓延る期間中に、1日3食の健康的な食事を継続的に確保するために活動しています。 “SAPが子供たちのために開催する楽しいイベントです。みんな、誰でも参加できます!”とGlobal Chief Marketing OfficerのAlicia Tillmanは述べています。

新型コロナウイルス危機の最中、多くの企業が労働力を削減している一方で、人の採用スピードが追い付かない企業もあります。People + Work Connectは、これらの企業を結びつけ、人々の仕事への復帰を早めるための支援をしています。このグローバルなプロジェクトはAccentureLincoln Financial GroupServiceNowVerizonの人事部の最高責任者たちによって設立され、雇用を維持するための新たな方法を提供しています。この活動によって、従業員を一時解雇、もしくは解雇した企業が、緊急に労働者を必要としている他の企業と協力して対処することができるようになります。企業間での製品やサービスの移転を容易にするために、Accentureと他の4社の最高人事責任者が協力し、無償でこのツールのプラットフォームを開発しました。あらゆる業界の雇用主が無料で利用できますが、100以上の仕事を抱えている、もしくは100人以上の従業員が必要な企業のみが参加可能です。

Hewlett Packard Enterprise社のHPE Arubaは、イタリアのジェノバで水上病院として使用されている旅客フェリーGNV Splendidにネットワークインフラを導入しました。ネットワークには70のアクセスポイントと4キロメートル以上のケーブルが含まれており、これにより船内で医療従事者や患者にWi-Fiを提供し、救急車の乗務員が、到着時に患者の最新の状態をリアルタイムで伝えることができるようになりました。また、Arubaは、米国、カナダ、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域の数カ国で、期間限定の診療所、検査場、仮設の病院施設などへの安全なネットワーク接続キットを提供するため5,000万ドルを寄付しています。ネットワークの専門家であるCenturyLinkも、シアトル、オレゴン州セーラム、さらに、ロサンゼルス沖に係留されている米海軍艦艇Mercyなどの仮設病院施設にインターネット接続を提供しています。

グローバルに活躍するトップスターの中には、世界中で放送されたコンサートに出演し、新型コロナウイルス・パンデミックの間、WHO(World Health Organization)のために1億2,800万ドル近くの寄付を募る活動を支援した人達がいます。Lady GagaStevie WonderRolling Stonesなど数十人のセレブリティやミュージシャンが、“One World: Together At Home”と題された8時間のショーに参加しました。このイベントを主催した国際支援団体”Global Citizen”によると、1億2,790万ドルの寄付金が集まったとのことです。この番組では、第一線で働く医療従事者の話も取り上げられ、さまざまなオンライン・プラットフォームでライブ配信され、さらに、米国ではNBC、CBS、ABCでも放送されました。英国ではBBCで放送される予定です。また、Analog DevicesCiscoCitiCoca-ColaGSKIBMJohnson & JohnsonProctor and GamblePepsiState FarmTargetTeneoVerizonVodafoneVerizoWW InternationalBloomberg Philanthropiesが協力企業として参加し、800万ドルを拠出し、このプロジェクトをサポートしました。

NBAWNBAは、ファングッズの専門家であるFanaticsと協力し、30のNBAと12のWNBAのチームそれぞれのロゴが入った布製マスクを発売し、リーグのアパレルウェブサイトで入手できるようにしました。 NBAの社会的責任とプレーヤープログラムの社長であるKathy Behrensは、次のように述べています。“グローバルコミュニティとして、私たちは皆、CDCの勧告に従って、公衆で鼻と口を覆うようにすることで、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を軽減する役割を果たすことができます。”“この新商品を通じて、NBAとWNBAのファンは、新型コロナウイルスの影響を直接受けた人たちを支援するリーグの活動に参加しながら、これらのガイドラインを守ることができます。” そして、収益金のすべては、米国のFeeding AmericaとカナダのSecond Harvestのような飢餓救済組織に寄付されます。

Microsoftは、製薬会社の連合体と協力して、COVID-19から回復した人で血漿を提供してくれる人を募集しています。彼らの血漿は病気の治療に役立つかもしれないからです。この募集を知らしめるために、同社は、plasmabot(血漿ボット)というチャットボットの立ち上げを準備しています。このplasmabotにはアンケートが用意され、質問に答えることによって、血漿を提供する候補者かどうかが分かります。今週末に公開されるこのplasmabotには、血漿提供の手順や、近場で安全に提供できる場所などの情報が掲載されます。Microsoftの研究責任者Peter Leeは、この取り組みについて独自の調査を行った後、”命を救う可能性がある”と信じていると述べています。そのため、同社はコンピューティングのリソースやその他のインフラ、そして、エンジニアをこの活動に投入しています。さらに、ウェブサイトや検索エンジン、SNSを通じて、plasmabotのプロモーションを行っています。また、同社はOctapharmaTakedaCSL Behringなど他の企業とプラズマ・アライアンスを構築し、この活動を支援しています。このプロジェクトには、Bill & Melinda Gates Foundationもアドバイザーとして参加しています。

荷主が、毎日何千もの荷物をトラックに積み込むのを支援するデジタル貨物サービスのConvoyは、新型コロナウイルスの危機の間、米国企業から寄付された食料を地元の食糧庫やフードバンクに運ぶための費用を負担しています。それにより、一部のアメリカ人の間で広がっている食糧不足を軽減する支援を行なっています。”COVID-19の発生により、フードバンクや食糧庫、炊き出し所が最も必要とされている今、彼らの使命を果たすことが難しくなっています。私たちは、寄付された食品を最も必要とされている地域社会に輸送するための、質の高いドライバーをすぐに手配できます。”とConvoyの共同設立者でCEOのDan Lewisは述べています。

オンライン小売会社のGazelleは、倉庫にあるiPadをすべて米国内の病院に寄贈しています。ecoATM傘下のGazelleは、これまでに約300台のiPadを第一線で働く医療従事者に寄贈して来ました。”この困難な時期に、患者と愛する人とのコミュニケーションを助け、遠隔医療を支援し、さらに、患者と医療従事者の間のより良いコミュニケーションを助けるために、私たちの倉庫にあるiPadを全米の病院に寄贈しています。”と同社は述べています。iPadは、カリフォルニア州サンディエゴのSharp Healthcare、ルイビルのUofL Health、カリフォルニア州オンタリオのKaiser Permanente、またニューヨーク市のWeill Cornellなどの病院を含む多くの施設に寄贈されました。

Michelob Ultraは、Facebook Live、Instagram Live、そして、YouTube LiveなどのチャネルでMovement by Michelob Ultra Liveと呼ばれるシリーズを開始し、新型コロナウイルス中に自宅に籠っている消費者が、動画に登場するフィットネストレーナーにチップを渡すことによって、寄付ができる機会を作りました。1ドルのチップに対して、Michelob Ultra と Optimum Nutritionは、同額を毎週最高7,500ドルまで寄付します。

出版社のPenguin Random Houseは、デジタル・クックブック『Family Meal: Recipes from Our Community (家族の食事:私達のコミュニティからのレシピ)』を出版しました。同社と関わりのある著者による40以上のレシピが掲載されています。パンデミック下で苦境に立たされているレストランで働く人たちを支援するのが、このデジタル・クックブックの目的です。この5.99ドルの本には、Hugh AchesonDan BarberMolly BazBobby FlayEdouardo JordanKwame OnwuachiRuth ReichlDanny Trejoなどの著名な料理人の料理が収録されています。収益は、Restaurant Workers’ COVID-19 Emergency Relief Fund(レストラン労働者のCOVID-19緊急救援基金)に寄付されます。

 

Translated and edited from “Coronavirus: Brand Moves for Monday April 20” in Brandchannel,
Authored by Chris Nurko

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