
三井ガーデンホテル
お客様の五感を満たすホテルへ
ブランド体系の整理からアメニティ
開発まで実施。強いホテルへ生まれ変わる
ホテル業界では、ここ数年非常に大きな変化が到来していました。海外から多くの著名ブランド・ホテルが参入してきたことや、ネットによる宿泊価格を比較するサイトが利用され、非常に厳しい価格競争に巻き込まれつつありました。三井不動産ホテルマネジメントでは、2004年から価格競争に巻き込まれないための強いホテル・ブランド構築プロジェクトを発足させました。それまで、2ブランド存在していた「三井ガーデンホテル」と「ホテルサンガーデン」を統合するなど、ブランド体系の整理から着手。
また、対象顧客を「多少金額が高くなっても、ビジネスで疲れた頭や体をゆっくりと休めることができるホテルに泊まりたい」との思いを抱くビジネス・トラベラーに設定し直しました。最終的にブランドのコンセプトを“感性豊かなお客様の五感を満たすホテル”とし、それを象徴するブランド・シンボルの再開発を行いました。
ブランド・カラーには、ガーデンを連想させるダーク・ブラウンを採用。三井を連想させる3本のラインとともに、上に向けて明るくなっていくグラデーションで、朝目覚めた時にゆっくりと陽が差し込む様を表現しました。
その後、全ホテルでのオリジナル快眠枕の導入など、コンセプトを具現化する活動が引き続き行われた結果、ミシュランで「快適なホテル」として評価を得ることに繋がりました。