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MUFG

飾森 亜樹子 様
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
経営企画部 部長
チーフ・コーポレートブランディング・オフィサー

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

一言で表すと「MUFG Wayとパーパスの体現」です。今中計のテーマは「成長をつかむ、未来につなぐ、会社がかわる」。様々な金融機能や世界中のリソースを使い、「分断」の中で「つなぐ」存在となることで、様々なステークホルダーが前に進むための「世界が進むチカラになる。」=社会課題の解決のためにパーパスを体現します。その在りたい姿に向かう社員の変革とアクションを可視化することがMUFGのパーパスブランディングです。そして本年その象徴的な活動の場としてMUFGスタジアム(国立競技場)がスタート。日本を代表する場のチカラを活用し、ここから環境・社会課題の解決、次世代育成、イノベーション創出、地方創生や日本文化のグローバルな発信等、幅広いステークホルダーとのつながりを強みとして新たな価値創出と発信に努めていきます。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

「金融にとってのサステナビリティ」の発信です。MUFGは2050年までに投融資ポートフォリオの温室効 果ガス排出量ネットゼロ、および2030年までに自らの温室効果ガス出量ネットゼロを達成します。その実現に向けた対応や進捗、世界の持続可能な成長と責任を果たす取り組みを開示。金融のサステナビリティは、MUFG単独では実現できず、社会やお客様との対話を通じてサステナブルファイナンスの理解を広め、実現への道をたどること、これがMUFGのブランディングそのものであり、社会に対する責務の表明です。誰もが、様々な企業の商品サービスを使うことで、直接的・間接的に“社会を良くすること”に貢献しているということを易しく伝える工夫として、動画やイラスト・子供新聞の展開やサステナイベントも実施しています。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

カルチャー改革の加速です。エンゲージメント向上および「挑戦とスピード」を社員の行動パターンとして定着させることを目標に、①働く環境の整備②マインドセット③挑戦機会の提供、という3つテーマで施策展開と点検を行い、毎年従業員意識調査と、「ブランドパーソナリティ=在りたい姿」への変化を確認する独自のブランド調査で計測していますが、成果が出始めています。今後更に鍵となるのがスピード(=アジリティ)改革です。MUFGのポテンシャルを「覚醒」させるために、グループ横断のMUFG Way共鳴セッションを基礎に据え、社員が持つチカラを最大限に引き出し、自ら考え主体的に決断して直ちに行動するカルチャーの醸成に取り組みます。そして社会課題解決のため、パーパスを体現する社員のアクションを可視化するパーパスブランディングを我々のスタイルとして定着させ、お客様と社会に対して示すだけでなく、社員が自発的によりよい会社と社会を作るために行動していく好循環につなげたいと思います。