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Mizuho

秋田 夏実 様
株式会社みずほフィナンシャルグループ
執行役常務 グループCCuO兼グループCBO

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

2023年、〈みずほ〉の源流である第一国立銀行の設立150周年を機に、私たちはパーパス「ともに挑む。ともに実る。」を制定しました。そして昨年、みずほフィナンシャルグループ設立25周年を迎えるにあたり、この想いを社会に届けるべく、「青さで、挑む。」をテーマに新たなブランドコミュニケーションを展開しました。
出口夏希さん、吉沢亮さんをブランドアンバサダーに迎え、社会の様々な分野で困難を恐れず挑み続けるすべての「青い挑戦」に寄り添い、支え、ともに挑むという私たちの姿勢を発信しています。このお二方に加え、サッカー日本代表の3選手を起用したコミュニケーションも実施しました。さらに今年の1月からは、みずほ銀行で新たに「新生活キャンペーン」を開始し、ブランドコミュニケーションと商品・サービスのプロモーションが相互にあと押しする、そのような戦略的な連動体制を構築しました。
これらの活動は、社内においても「〈みずほ〉は社会のこんな挑戦を支えている」という新たな気づきとプライドの醸成につながっています。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

〈みずほ〉は30を超える国や地域で100以上の拠点を持ち、銀行、証券、信託など多種多様なビジネスに関わっています。無形の金融サービスを提供する当社にとって、最大のブランド資産は「人」です。だからこそ、社員一人ひとりがパーパス「ともに挑む。ともに実る。」を自分事として体現することがブランド価値向上の源泉となります。そのために、私自身、2023年4月以降、国内外の200を超える拠点を訪問し、タウンホールミーティング等を通じて、パーパスの浸透に努めてきました。まだ道半ばではありますが、確かな手応えを感じています。
また、社員発の挑戦が生まれるように、例えば3万人以上の社員が参加する社内SNSでは「いいね」ランキングの公表など、ともに盛り上げてくれる社員アンバサダーとともに多様な企画を実施しています。これらにより、ボトムアップで「ともに挑む。」風土が醸成されつつあります。
社員の手から生まれた公式キャラクター「あおまる」も、コミュニケーションにぬくもりを与えることで、求心力にひと役買っています。多種多様な「あおまる」グッズの制作や、47都道府県バージョンの展開など、社員が自発的にブランドを育てていく動きは、喜ばしい変化の一つです。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

私たちは、「顧客利便性の徹底追求」、「『資産所得倍増』に向けた挑戦」、「日本企業の競争力強化(企業成長支援)」、そして「グローバルCIBビジネス」という4つのビジネステーマに注力しています。ブランドの役割は、これらをつないで「4+1」として束ね、しっかりと寄り添い、その達成をあと押していくことです。〈みずほ〉がお客さまの挑戦に寄り添い、支えるという姿勢を社会に広く伝え、同時に、その誇りが社員のエンゲージメントを高める。その結果として、〈みずほ〉が真に「ともに挑む。ともに実る。」を体現する企業であると社会から認めていただけるよう、今後も活動を進めてまいります。