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Lawson

楯 美和子 様
株式会社ローソン
専務執行役員
コミュニケーション本部長

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

ローソンは昨年6月に50周年を迎え、経営数値としても過去最高益を達成しました。そんな中で50年の感謝を込め、社員一丸となって実施したのが「マチのハッピー大作戦」キャンペーンです。
このキャンペーンの根底にあるのは、「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念。商品や店舗体験、TECHなども駆使して約80の施策を次々と打ち出し、お客様にローソンがチャレンジしている姿勢をお目にかけることができたと同時に、インナーに対してはパーパスの浸透に直結させることができました。社員に芽生えた“みんなと暮らすマチ”のためにチャレンジしていく明確な意識を、どのように継続していけるかが今後の課題です。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

少子高齢化に象徴される社会課題を背景に、「圧倒的な成長」と「社会課題の解決」を中期経営計画「ローソングループ Challenge2030」の柱として掲げています。
地方で課題になっている買い物困難地域への“地域共生コンビニ”の出店は、その具体策のひとつ。当社はグループとしてエンタメ等の強みもあります。最後の買い場を支えるだけでなく、お店を拠点に世代を超えた「交流の場を創出」し、誰もが幸せに暮らせるマチづくり、「ハッピー・ローソンタウン」構想の実現をめざしています。
昨年、TAKANAWA GATEWAY CITYにAIサイネージ、ロボットの活用、アバター接客など、今のTECHを駆使した「Real×Tech LAWSON」をオープンしましたが、ここは、TECHの活用によってリアルの店舗を残していくための実験店でもあります。私たちが目指すのは、いわば「REAL TECH」。リアルの温かみとTECHの力を融合し、新しいお客さま体験と店舗運営を実現することで、「圧倒的な成長」と「社会課題の解決」を実現していきます。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

ローソンは、2027年にインド・ムンバイへの進出を発表しました。既に出店している国々でも店舗数を拡大しています。
今後はよりグローバルな視点で、グループ理念を浸透させるためにブランドを活用することが課題です。2020年からプロジェクトという形でグループブランディングを推進してきましたが、今年1月、コミュニケーション本部の配下にブランド推進部が新設されました。まずはプロジェクトの機能は残しつつ、ブランド推進部がハブとなり牽引していくことで、KPIを明確にしながらインナーにもアウターにもコミットしていくことを目指していきます。
一方で、ローソンのイメージ形成の中核は来店時の体験であり、変わらずに注力すべきところだと考えています。だからこそ、接客やQSC(クオリティ、サービス、クレンリネス)を磨き続け、グループのパーパスを体現する場所として進化させ続けていきたいと考えています。