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Honda

千田 隆作 様
本田技研工業株式会社
ブランド・コミュニケーションセンター
センター長

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

Japan Mobility Showやイギリスで開催されたGoodwood Festival of Speedをはじめ、多くのイベントに出展してブランドの方向性のアップデートを伝えることができた一年でした。とりわけJapan Mobility Showでは、2輪、4輪のみならず、マリン、ジェット、ロケットまで、総合モビリティカンパニーとしてのHondaの総体を示すことができました。そこに至るプロモーションや、ブランディングの素材などのデリバリング、SNSやウェブ、広報の連携なども高度化が図られてきたと認識しています。
私自身は、企業活動の総体としての「ブランド」と、「ブランド」を高めるための行為としての「ブランディング」を分けて考えていますが、「ブランディング」の質を高め、これを確実に積み上げていくことも企業総体としてのブランド認知が変わっていく時のスピードにつながってくると捉え、取り組んでいます。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

我々の事業の最大の柱である4輪を取り巻く市場環境について、根底に在った課題が明確に顕在化したのがこの1年だったと認識しています。そんな中Hondaにおいても2021年以降進めてきた電動化戦略について大きな修正を図るに至ったのはご周知のとおりかと思います。
ブランドへの影響の大きさも想定していますが、裏を返すと今一度身を鍛える機会ともとらえています。ブランドの様々な領域において、我々の原点であるHondaのフィロソフィーに立ち返り、Hondaブランドの持つ普遍性、再構築を図る部分を見極め、必要な強化を図っていく局面にあると考えています。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

事業環境の変化のスピードを踏まえると、ブランドの強化による企業の付加価値向上は、今まで以上に重要さが増している課題と捉えています。
具体的には我々が行っている広範なブランディング活動においても、企業が稼ぐ力により貢献すること。
言い換えれば、商品、サービスのイメージの向上や、消費者の行動変容により強く貢献できるように進化させていく必要を強く感じています。そのために、全社を横断して、ブランドの実行施策の方向性を導出する新たな取り組みが今期より始まりますし、この2年来取り組んできたブランドの戦略を各地域が自律的に実行していくためのネットワーク、「グローバルブランドコミュニケーションステアリングコミッティ」についても、さらなる活動の強化を図っていきます。