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BANDAI NAMCO

辻 隆志 様
株式会社バンダイナムコホールディングス
取締役 CFO

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

2022年にグループの最上位概念となるパーパス「Fun for All into the Future」を制定し、パーパスに込めた“あらゆるステークホルダーとつながり、ともに未来を創る存在でありたい”という想いを具現化したロゴに変更しました。2025年からは「Connect with Fans」を中長期ビジョンとし、新たな3か年の中期計画をスタートしました。「Connect with Fans」は、あらゆるステークホルダーと全方位でつながることを意味し、パーパスとのつながりを強く意識し設定しています。2025年は、中期計画のもと、世界のIPファンとつながる商品・サービス展開、ビジネスパートナーとの新たなアライアンス、社員をつなげる体制作り、株主とつながるための還元方針変更、社会とつながるための万博パビリオン出展など各現場が活発な取り組みを推進しました。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

配信の普及などにより、グローバル市場で日本のIPやエンタメ市場への注目が高まり、チャンスが拡大する一方、海外においてコーポレートブランド、商品・サービスブランド、展開IPとも認知度はまだまだ低い状況です。2022年のロゴの変更に合わせ、特に海外市場においてグループが一体となり総合力で取り組んでいくために、国内外全ての商品・サービスやプロモーションにおいてロゴ(コーポレートブランド)を併記する方針に変更しました。これにより、海外における事業やタッチポイント拡大に伴い少しずつ認知が進んでいるほか、社内においてもバンダイナムコで一体となって取り組むという意識が醸成されつつあることを感じています。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

私達は、変化の激しい市場の中で、IP価値においても、業績においても、中長期で確実に成長できる基盤を厚くすることを目指しています。事業においては、ファンの期待を超える商品・サービスやマーケティングにより、世界中のファンとのタッチポイントを拡大していきます。これら取り組みの1番のエンジンとなるのは人材です。中期計画においても個性あふれる会社と多彩な社員が生き生きとチャレンジできる風土や基盤を強固なものとすべく様々な施策に取り組んでいきます。また、社員がパーパスが示すバンダイナムコの存在意義に誇りを持ち、共感・体現していくことが、結果としてIP価値拡大や事業の成長を通したブランド価値向上につながると考えており、継続的にこれらの活動を実施していきます。