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合澤 智子 様
KDDI株式会社
ブランド・コミュニケーション本部 本部長

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

昨年は、大阪・関西万博 「未来の都市」において、「未来は自分たちで変えられる」をコンセプトに、日立製作所様と共同で出展しました。弊社の「KDDI VISON 2030※」具現化する挑戦でもありました。
おかげさまで、パビリオンには約190万人が来館し、体験した多くの子どもたちから「自分たちも未来をつくれるんだ」等という声が寄せられたことは、この取り組みの大きな成果だったと感じています。
また、多くの社員が現地に関わり、来館者とともに未来について考えたことで、自分たちの会社が未来をつくる側にいるという実感が生まれました。
一方、こうした大きなイベントは常にあるものではありません。
今後は、日々の業務の中でも、社員がお客さまから「ありがとう」と感謝され、やりがいを実感できる接点をつくっていくことが必要だと考えています。
※つなぐチカラを進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

この1~2年は、AIの進化をはじめとした技術環境の変化が一段と加速した期間でした。
今年1月には大阪・堺でAIデータセンターの稼働を開始し、また、社内でもAIを業務に活用する動きが広がっています。そうした取り組みを進める中で、単に効率や生産性を高めること以上に、我々がお客さまに対して、どのような価値を提供できているのかを改めて問い直すことになった点も、大きな変化でした。
テクノロジーが高度化するほど、ブランドが果たす役割が一層重要になると実感しています。auは親しみやすいブランドであるとの評価をいただいており、今後も新しいテクノロジーを活かしながらも、お客さまのワクワクする気持ちを後押ししていきたいと考えています。
また、デジタル体験が広がる一方で、リアルな場での体験価値の重要性も改めて認識されるようになっています。
昨年は本社を高輪ゲートウェイシティに移転し、オフィスを「未来への実験場」と位置づけ、さまざまな実証的な取り組みを進めています。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

昨年の社長交代を機に、来期から新体制で新たな中期経営計画がスタートします。「KDDI VISION 2030」の実現に向けて、事業戦略と並行して、ブランドの役割をこれまで以上に重視していきたいと考えています。
この1~2年では、本社移転や大阪・関西万博への参画を通じて、新しいブランド体験のモデルづくりに取り組んできました。また、ローソンへの出資を契機に、日本全国に広がる拠点ネットワークを活かし、防災をはじめとした社会課題の解決や、リアルとテクノロジーを融合した新たな取り組みを共に進めています。来期以降は、こうした成功体験をさまざまな接点へと広げ、積み重ねていきたいと考えています。これまでも大切にしてきたパートナーとの共創を、より多くの領域・地域へと広げていくことが、今後のブランド価値向上につながると考えています。