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Mercari

前川 美穂 様
株式会社メルカリ
執行役員 CXO

Best Japan Brands 2024
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。各社のブランドリーダーが5つの質問に答えるインタビューシリーズ。

この1-2年を振り返ってみて、御社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。

メルカリは2023年2月に創業10周年を迎え、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」という新たなグループミッションを公開しました。このミッションの実現に向けて、直近の1~2年間では、「二次流通を活用した取引が当たり前になる世界の実現」をテーマにフリマアプリ「メルカリ」の10周年を記念したお客さま向けの施策やプロダクトの機能開発を行ってまいりました。 

組織や事業全体として (担当部門として)、対応する領域や範囲はどのように変わってきているでしょうか。

CXO Divisionではフリマアプリ「メルカリ」のブランディングとお客さま体験を戦略からプロダクトのエクセキューション(実行)まで、end-to-endで担っています。対応する領域も、2024年初春に提供開始予定のスポットワーク事業「Mercari Hallo」などの新規事業も含めたメルカリのエコシステム全体に広がっていきました。 

想定を越える社会や人々の変化に対して、事業として、ブランドとしてどのように対応してきていらっしゃるでしょうか。

メルカリがブランドとしてお客さま、そして社会へ提供できる価値を言語化し、オープンに情報発信を行うことでより多くのみなさまから共感が得られるよう努力を続けていきます。また、メルカリが持つミッション、バリューなど、普遍的な価値観を軸にしながら、お客さまのニーズを理解し、課題を継続的に解決することで、お客様との信頼関係構築を目指してきました。 

社員の働き方や意識は、どのように変わったと感じているか。ワークライフバランス、効率性やエンゲージメント、社内コミュニケーションといった社内カルチャー、社員の価値観などに、どのような影響があり、それにどのように対応してきていらっしゃるでしょうか。

メルカリでは社員の多様性も増え、それに伴い社内での働き方もリモートワークやフルフレックス制度など、以前と比べて多様化しています。多様な人材がひとりひとり自発的に動ける強い組織をつくるためには、社員全員が「共通の価値観」を持ち、ブランドの目指す指針を理解することが重要だと考えています。だからこそ、メルカリではミッションとそれを実現するための行動指針である「3つのバリュー」を大切にしながら、組織のカルチャーづくりをおこなっています。 

パーパスや経営の理念、ビジョンなどの重要性が論じられていますが、それらを事業活動の中で、どのような形で活かしていらっしゃるでしょうか(実体化に向けてどのような取り組みをされているでしょうか)。

「メルカリ」のグループミッションである「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」は経営での意思決定をはじめ、すべての活動においての指針になっています。このグループミッション実現に向けて、まずは「二次流通」を世の中の当たり前にしていきたいと考えています。メルカリを通じて、これまでは価値がないと思われていたものに新しい価値が生まれたり、「捨てる」という行動が「譲る」という行動に変容したり、二次流通をお客さまの生活の一部にできたらと思います。