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NEC

冨岡 秀樹 様
日本電気株式会社
コーポレートブランド&エクスペリエンス統括部
統括部長

Best Japan Brands 2026
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか。達成できたこと、やり残したことなど、お聞かせください。

この1年、NECは「世界トップクラスのAIとセキュリティ」に強みをもつ企業としての認知獲得を目指してブランディングを推進してきました。DX事業ブランド “BluStellar” の訴求拡大、自社開発の生成AI “cotomi” のリブランディング、そして「.JPを守る」というメッセージとともに新セキュリティ事業ブランド “CyIOC” の発表を行い、認知・共感を高めることができました。他方、NECはいま世界中で重要性が高まりつつある安全保障領域においても国内有数の企業であり、日本から世界の安全保障に貢献できる企業としての認知強化が次の1年の重点施策になると考えています。

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください。

AIの進化は企業ブランディングの在り方を大きく変えつつあります。NECはAIネイティブカンパニーとなることを宣言し、社内のあらゆる業務プロセスをAIを前提としたものに再構築する動きを加速させています。ブランディング施策やコンテンツ制作にもAIを活用し、クリエイティブ品質の高度化と制作期間・コストの圧縮を同時に追求しています。また、Visual Identityを反映したイラストやスライドを、社員がAIを使って高速で生成できる仕組みづくりに着手するなど、AIを活用して全社レベルでのブランド一貫性の強化を進めています。

問3. Challenge – 未来への課題:

今後の中長期スパンでの経営目標や、その達成に向けたブランディングの役割、活動予定等について、お考えをお聞かせください。

AIは産業構造を大きく変え、世界情勢をも左右する存在になりました。また、国家間の分断が加速し、力と技術が秩序を決める時代に突入しています。こうした時代において、NECは、強みを持つAI技術の実装を通して社会全体のAIトランスフォーメーション (AX) を加速させるとともに、防衛事業やデジタルインフラ事業の強みを活かして世界の人々の安全・安心へも貢献していきます。このNECの経営方針と企業像をあまねく社会へと伝え、「AXと安全保障のグローバルリーディングカンパニー」としての認知と共感を獲得することを目指し、今年度から新設されたブランディング&メッセージング部門を中核として位置づけ、情報発信を強化していきます。