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Dai-ichi Life

坂本 香織 様
第一生命ホールディングス株式会社
執行役員
Group Chief Brand and Culture Officer

Best Japan Brands 2025
ブランドリーダーズインタビュー

これまでにない変容を続ける環境の中で、ランクインしたリーディングカンパニーは今後の成長のためにどのようにその変化を捉え、対応しようとしているのか。 各社のブランドリーダーが 3つの質問に答えるインタビューシリーズ。

問1. どんな1年であったか:

この1-2年を振り返ってみて、貴社の事業やブランドにとってどのような年でしたでしょうか?
「ひと言」で表現するとすれば、どんな言葉で表すことができるでしょうか。その「ひと言」の背景や意味合いなどもお聞かせください

この2年間は「未来をひらく」2年でした。 
2023年に新たな中期経営計画を策定する際に、第一生命グループが中経期間にとどまらず、未来にわたり社会に価値を提供し続けるためには、どうあるべきかを考えるところから、グループブランディングを始めました。少子高齢化を始め多様な課題が社会にあふれる中、生命保険での支援だけでなく1人ひとりの「人生」の可能性をひらく企業でありたい。そして、海外でも、現在の規模にとどまらず、もっと広く価値を提供していきたい。そういった想いから、まずグループの企業理念を再策定しました。国内・海外の社員が参画し創りあげたパーパスは、「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」です。 
さらにパーパスで描く世界を実現するため、来年4月から、社名を「第一生命ホールディングス株式会社」から「株式会社第一ライフグループ」へ、グループのブランドを「第一生命」グループから、「Daiichi Life」グループへと変更することを決めました。「Life」は生命保険や生命という狭い意味のライフにとどまらない、人々の人生や日々の生活というより広い意味のライフを意味しています。当社グループが生命保険の枠を越えて、一人ひとりの生活に寄り添い、世界の人々やその生活に貢献するという意志を込めています。  

問2. Change – 変化と対応:

この1-2年において、様々な変化があったものと思われますが、貴社にとっての主な変化とその対応について、お考えをお聞かせください

当社グループは、2030年に目指す姿として「グローバルトップティアに伍する保険グループ」、時価総額10兆円を掲げています。海外保険事業比率を現在の3割から5割へ拡大するとともに非保険領域も拡大し、企業価値を向上することを目指しています。目指す姿を実現するための事業変革の一環として、昨年、福利厚生代行の最大手「ベネフィット・ワン」を買収しました。これは、グループ内外に向け、当社が非保険分野も含め多様な人生を支援するという目指す姿を明確に示すメッセージとなったと考えています。現在グループ内でのシナジー形成が進んでいます。また、成長エンジンとして重要な位置付けにある、海外ではオーガニックな成長に加えM&Aも積極的に行っています。 
当社グループについては日本の知名度は高いものの「国内を中心とした生命保険会社」ととらえている人が多く、また認知度は、海外ではまだ高いとは言えません。「Daiichi Life」グループへとブランド変更、ブランド統一を図ったことで、提供価値の広がりを伝え、グローバルでしっかりとプレゼンスを発揮していきたいと考えています

問3. Challenge – 未来への課題:

今後 (これからの1-2年で)、貴社の事業やブランドにとってどのようなこと(変化)が起きると考えていますか?その変化による課題に対して、どのような準備が必要だとお考えでしょうか

これからは生命保険にとどまらない、「ライフ」を支える企業、お客様の未来をひらくサービスを提供する企業になる。そのためには、これまでのビジネスモデルの変革や、新しい分野の事業展開を思い切って進めることが必要です。つまり、社員一人ひとりが理念を実践し挑戦することこそが最も重要です。「Daiichi Life」へのブランド名の変更は、社員の挑戦や変革をドライブするためのものと考えています。こういった求心力やエンジンに「Daiichi Life」ブランドがなれるようなコミュニケーションを戦略的に実践していきたいと考えています。