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BANDAI NAMCO Entertainment

社員の「心」をひとつにし、企業成長に
つなげるコーポレートブランディング

バンダイナムコエンターテインメントは、2006年のバンダイとナムコの経営統合にともなう会社設立以降、9年をかけてレーベルブランド統合を進める中で、異なる歴史と文化を超えた新しい気質も生まれつつありました。しかしながら、バンダイナムコエンターテインメント自身の企業理念、すなわち社員の「心」までをひとつにする自らの「志」「旗印」は、明確には定義されていませんでした。社員が「心」をひとつにして次々と新しいアイデアを創出する企業へと進化し、ゲーム事業を超えた新たな成長を実行していくために、コーポレートブランディングに取り組むことになりました。​

インタ―ブランドジャパンでは、「志」やその実行に向けたバリュー開発、デザイン開発の支援を実施しました。「志」「旗印」をまとめるにあたり、「経営戦略とブランディングは密接なものである」という共通理解を確立し、その上で入社年次も出身母体も役職・事業・業務内容も異なる15名のメンバーが選定され、多様性を重視したプロジェクトが立ち上がりました。約2ヶ月で4回のワークショップを行い、社員同士が自ら討議を繰り返すことで企業理念を具体化し「旗印」として『アソビきれない毎日を。』を策定しました。さらに「志」を社員の発想や行動につなげ、新しいエンターテインメントを創出し続ける「企業理念の体質化」を実現するために、行動指針・バリューを刷新し、ブランドブックを開発しました。

その後も社内説明会や対話会・バリュー宣言、そして社内イベントの開催など、社員同士の相互理解を深めるようなインナーブランディング活動を継続的に展開されています。
こうした取り組みの結果、社員の意識・発想・行動は、「バンダイナムコエンターテインメント」の一員として『アソビきれない毎日を。』を拠り所としたものに変化してきており、社内イベントへの参加率は約7割をキープするなど一体感が醸成されています。また、社外向け活動においても「リアル」と「デジタル」を融合した新規事業が立ち上がるなど、新たな成長サイクルの基盤づくりが続々と進められています。