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Pantone、Color of the Year 2019に
「Living Coral」を選定

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世の中の色合い、カラーについての話題である。といっても、「政治的な色」の話でも白黒をつけるような話ではない。

Pantoneは私たちを活性化する、活気を取り戻させる色として「Living Coral(#16-1546)」という色がふさわしいという結論に達した。Pantoneは同社エキスパートが2019年のColor of the Yearに、この「人生に肯定的(life-affirming)」で何かを「育む(nurturing)」ような色合いーーピンクとオレンジを混ぜ合わせたような色ーーを選んだと発表した。

選定にあたって環境の持続可能性への懸念が大きな要素としてあり、この色も気候変動の影響によって危機に瀕する珊瑚礁を思い起こさせるとPantoneは説明している。

2000年以来毎年選定が行われているPantone Color of the Yearは、その年のとある色の指標というだけでなく、次の製品開発に向けてインテリアデザイナーや消費者、アーティスト、ファッションデザイナーらが色めき立つトリガーとなるような存在になったと、Pantoneは考えているようだ。Pantone Color InstituteのLaurie Pressman副社長は私たちの取材に対して「Pantone Color of the Yearは今やデザインの世界で”何が流行るか”よりもはるかに大きな意味を持つようになりました」と語っている。
「Pantone Color of the Yearは本当の意味で、今この世界に必要とされているものを反映しています」

またPressman氏はAP通信に対して「オンラインの生活は多くのものから人間性を奪っています」と述べた上で、「私たちは、栄養を与えてくれるような心地よさ、親しみやすさをもたらしてくれる色に関心を向けています」と語った。

この言葉通り、2017年は前年に逝去した歌手 Princeにインスピレーションを得た「激しく挑発的で示唆に富んだ紫系のカラー」で、「グレープソーダを思わせる」ような「Ultra Violet」をColor of the Yearに選んでいる。

2017年のセレクションはもう少しわかりやすく、先の大統領選キャンペーンをはじめとする「複雑な社会的・政治的環境下、誰もが渇望している希望を与えてくれる」という「Greenery」が選ばれた。2016年には「性の平等と流動性に向けた社会的ムーブメント」の高まりを理由として、ベビーブルーの「Serenity」とペールピンクの「Rose Quartz」という2つの色が選ばれている。

そして2019年はLiving Colorが「絶えず変化し続ける世界に癒しと回復力」を与えてくれるとPantoneは提案している。

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Translated and edited from: “Pantone Selects ‘Living Coral’ as 2019 Color of the Year”, December 7, 2018, brand:channel
Authored by: Dale Buss



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